4.99匹目のサル
作詞:加藤ひさし
作曲:加藤ひさし
100匹目のサルの話を知ってるかい?
あるとき変わったサルが エサを洗って食べだした
仲間たちはみんな まったく興味なく
変わりモノのサルだけが エサを洗って食べ続けた
どこかキミによく似てるよね
だれもキミに興味ない
なにを叫んでも夜の闇
吸い込まれて消えてゆく
何もかも理解されずに
いつまでもひとりぼっちで
どこまでも無意味にみえる
夜がまた明けてゆく
そして時は流れ いつしかサルたちは
変わったサルの真似して エサを洗って食べだした
100匹目のサルが それを真似した時
まるで常識のように 誰も彼もが真似だした
どこかボクらと似ているよね
大きなうねりにのまれ
だれも気がつかないあいだに
皆 同じモノ欲しがって
何もかも一瞬にして
新しくルールが変わる
ウソのよなホントの話
100匹目のサルの話
ギザギザの前髪 昨日はみんな笑った
だけど明日はみんな キミを真似してるかも
99匹目のサルがもしキミならこのボクが
世界のすべてを変えてゆく100匹目のサルになろう
今はまだ見えないけれど
いつの日かやってくるだろう
キミのそばに 世界を変える
100匹目のサルがきっと
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